2018.08.17
送り火に想う
お盆期間も昨日で終わり。
お盆を郷里で過ごされた方々も休み明けの仕事に精を出されているかと思います。
一昨日の夕方、仕事からの帰宅途中に三世代のご家族が用水路の端で手を合わせて、
送り火をされているのを偶然見かけました。
お盆期間に家族や子孫の元へと里帰りに来た、
亡くなった人達があの世に無事戻れるように
道しるべとして行われる送り火。
その姿を見て、こうして亡くなった人たちと心を通わせる、
日本の伝統文化を尊く思いました。
そして、この時
ふと、亡くなった夫を懐かしく、そして逢いたくて寂しくも思いました。
いつも傍に居てくれて
見守ってくれていると感じてはいるものの、
こうして送り火を通して、あの世に帰ってしまうのは寂しいと感じます。
職場に飾られている盆提灯、送り火の様子を眺めながら、
亡き夫との心の繋がりを強く感じさせていただいた
送り火でした。