福祉の仕事を志したきっかけは何ですか。

大学時代に子どもや障害者福祉など、さまざまな実習を行う中で、高齢者と関わるのが一番、自分にとって心地よく感じたことがきっかけです。さらに資格を取得することができ、出産しても一生続けられる仕事をしたいと思っていたからです。福祉業界というのは、資格も取得でき、一生続けられる仕事ですよね。それも介護業界に進んだきっかけです。現在持っている資格は、社会福祉士、介護福祉士、ケアマネジャー、認知症ケア専門士です。

なぜ一期一会福祉会を選びましたか。

大学のゼミの先生が“良い施設だから”と紹介してくれたのが一つのきっかけでした。また、阿久比一期一会荘が開設するタイミングだったので、イチから仲間と施設を作ることに興味を惹かれたこともありました。岩倉一期一会荘での実習の際、先輩たちが本当に真面目で、すごく前向きでした。介護保険導入前は閉鎖的な施設も多く、介護はただ決まった手順で行っているイメージが強かったのですが、先輩方には、前向きな“いろいろ介護業界を変えていこう！”という明るい雰囲気がありました。それで入職を決めました。

現在までの働き方について教えてください。

入職時は夜勤も含めて特別養護老人ホームの介護を行っていました。2年経ってから、主任介護職員として介護職員の仕事を管理する立場になりました。その後、特別養護老人ホームの生活相談員となり、産休・育休に入りました。育休明けの復帰は事務職でしたが、荘長に“2人目を出産します！”と宣言して、2年後に再度、産休に入りました。2度目の育休は子どもが3歳になるまで取得し、育休明けからはデイサービスの生活相談員として働いています。

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生活相談員の業務内容を教えてください。

ご利用者様の契約や相談に乗り、請求関係の事務仕事も行います。加えて送迎やお風呂の介助などの介護現場にも入っています。レクリエーションもデイサービスの大きな仕事なので、その企画や実施をすることもあります。ご利用者様と関われることがこの仕事の醍醐味ですが、デイサービスはそういう意味ではご利用者様といろいろ関わることができ、すごく楽しいです。

この仕事のやりがいを教えてください。

認知症の方が利用されるので、デイサービスを使えない方、ご自身の拒否が強くて来られない方も多くみえます。他のデイサービスでもご利用が難しく、閉じこもる方も結構おみえです。私の仕事は、そういう方々が、楽しく来られるようにすることです。そういう方たちが、何人も来られるようになって、楽しくお出かけになる姿を見たときは、本当に嬉しくなります。“この方も外に出て来られるようになった！”ことや、家に閉じこもって誰とも話ができなかったのに、こんなにここでは楽しそうにされているという姿の変化を見られるのが一番の醍醐味かなと思います。また、チームと共に達成感を味わえるのもデイサービスの醍醐味だと思います。

職場の雰囲気はどのように感じていますか。

デイサービスは同じ年代の職員が多くて、子どもや家庭を持っている人も多く、お互いに理解しやすいので、やりやすい環境です。同期の職員も何人かいますが、前向きな“こうしていこう！”という雰囲気を継続できる人ばかりです。現状に甘んじず、“新しくいろいろやってみようよ！”みたいな雰囲気があります。現場の裁量も大きく、「こうしたい！」という意見を自由に言える雰囲気です。

就職を考えている方へのメッセージ。

福祉を知らない方や、経験が無い方でも、頑張り次第でいろいろチャレンジできます。スキルアップができ、資格もたくさん取得できる業界はそんなに無いと思います。福祉業界は、働きながら資格取得を目指し、勉強できるのが強みです。さまざまなことにチャレンジしたいと思っている方にはおすすめです！人との出会いが魅力的な職場です。いろいろな方と出会え、勉強になります。毎日が飽きないです。私は“飽きたな”と思ったことが一度もありません。そこが面白味です！ぜひ、福祉を知らない方でも、この業界に飛び込んできてほしいです！！